はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

猫という生物は身体と態度はすぐに成長するよね。

自分のブログ「はぐれの徒然なるままに(仮)」。
このブログ名にある【はぐれ】というのは家で飼っている猫の名前です。
そして昨日、5月1日はその猫の誕生日でした。
なので、今回はその【はぐれ】について書いてみたいと思います。
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*自分がブログに飼い猫の名前を入れた理由について書いた記事を張っておきます。

2021年の8月10日、家の軒下でやせ細った子猫が鳴いていました。
【この猫、どこから来たんだ?】と思っていると、
その子猫はぴゃ!と家に入り込んで隅っこで寝始めました。
そして、この子猫の行動を見た時、家族全員がこう思いました。
【何だこの猫、家に居座る気だな?でも、こんな状況で家から追い出す事は出来ないよな・・・仕方ないから我が家で面倒をみるか・・・】。


*家に来た当初の【はぐれ】の様子。

飼うとなると、まずは【名前をつけないと】という話になりました。
すると、母親が【この猫は何処から来たのか解からない、はぐれ者みたいな猫だから、【はぐれ】という名前にしよう!】と言い出したので、子猫は【はぐれ】という名前になりました。
しかし、この子猫には少し心配な点がありました。
まず、この子猫の【くしゃみと鼻水の症状】が酷かったのです。
そして、怪我をしている訳ではないのに何故か右目が開かない状態でした。
本来は、この時点で病院に連れて行くべきだったのでしょうが、
当時の自分達は、子猫が餌をしっかり食べていたので、
【すぐに病院に行かなくても、大丈夫でしょ】と気楽に考えていました。


*病院での治療から数日後の【はぐれ】の様子。

しかし、次の日になると子猫は餌を食べなくなってしまいました。
その時になって【あ!これはやばい!】と家族全員が慌てる事態になり、
急いで子猫を動物病院に連れていきました。
そして、診察を受けた事で以下の事が判明しました。

*「猫インフルエンザ」が原因で脱水状態になっていた事。
*右目の瞼縁(まぶたの縁部分)が「目ヤニ」でくっついた状態だった事。
  補足:「猫インフルエンザ」が発症すると「目ヤニ」の量が増えるそうです。
*この子猫は生後3ヵ月という事。

診察の後、「猫インフルエンザ」治療の為、抗生物質が投薬されました。
そして、開かなかった右目は治療が施された事で開くようになりました。
また、病院で判明した生後3ヵ月という事から【はぐれ】の誕生日は5月1日に決まりました。


*何故か、写真を撮ろうとすると睨む様になった現在の【はぐれ】の様子。

さて、それから1年と9ヵ月が経ちました。
その期間で【はぐれ】は大きく成長しました(現在約5・6㎏)。
そして、餌が欲しい時には本当にしつこく絡んできます。
本当に立派に(ふてぶてしく)成長しましたよ、この猫は。

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昨日の作業で、本日は全身筋肉痛。

今月の始め、近所の方から板の加工を頼まれました。

その話を詳しく伺うと、
近所の方が所属している地域の歴史部会で登山道を整備したので、
その登山道に設置する案内看板に使用するとの事。
そして、歴史部会から加工賃も支払うという事なので引き受けました。
それから暫くたち、今週の月曜日に近所の方から連絡があったのですが、
加工する板の枚数を聞いたら何と50枚!そして、納期が来月の2日という事でした。


自分の作業場に置いてある機械で50枚の板を加工をするとなると、

丸一日、掛かってしまいます。
その為、加工する板自体は27日に自分の作業場に運び込み、
28日の朝から板の加工に入りました。

今回、加工する板は屋外にある簡単な倉庫で保管されていました。
その為、板を加工する前に【真鍮ブラシ】で板をしっかりと擦ります。
補足:木の板を屋外に置いておくと、雨風の影響で板表面に埃や細かい砂がこびり付きます。
そして、その状態で機械を使用すると、機械の刃が痛むのでブラシで板を擦ります。

【真鍮ブラシ】で全部の板を擦り終わったので、
【自動カンナ】で板の左右側面、表面、裏面と加工していきます。

最後に【電動ノコギリ】で板の断面を処理して板の加工が終わりました。

そして、現在29日の早朝。今から用事で出ないといけないのですが、

昨日行った作業のせいで、全身が筋肉痛です。ああ~・・・だるいわ~。

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祭礼用の額制作④

前回の記事では板を切断して加工した所まで記事にしました。
なので今回は【自動カンナ】を使用して加工する様子を書いていきます。


先ずは【自動カンナ】に付いている定規(◯で囲んだ箇所)を調整します。


次に【自動カンナ】を作動させたら定規に板を当てて前に押し出します。

そうする事で、回転している刃に板が当たって少しずつ削られていきます。

定規に板を当てて押し出す行為を繰り返す事とこの様な形に加工されます。

そして、この作業を額の枠板全部に行いました。

今回、祭礼用の制作に使用する板が全体的に歪んでいました。
なので、その歪みを直す為に板をある程度の大きさに加工した後、

重しを乗せて歪みを直す事にしました。
なので暫くは、このまま状態で板の様子を見ることにします。
補足:木材加工の専門工場には板の歪みを直す機械がありますが、
   自分の所にはないので、この様な形で板の歪みを直す事にしました。


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祭礼用の額制作③

前回の記事では板を切断する目安の線を書いた所で終わりました。
なので今回は、板の切断作業について書いていきます。


先ずは板の使用できる部分と使用できない部分を明確にします。
(板の【割れ目】や【節】の部分は額には使用できません)。
次に板の使用できる部分の寸法を測り、
どの様に切断するかを考えながら線を引きます。


そして、板全部に線を引き終わった後、
その線に沿って丸ノコで板をバンバン切断していきます。



次に「電動ノコギリ」と「自動カンナ」を使用して、
切り出した板の【長さ】と【幅】と【厚さ】の調整に入ります。


切り出した板の調整が完了しました。
なので、次は「自動カンナ」を使用して斜めに加工する工程に入ります。

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祭礼用の額制作➁

今回の記事は、前回からの続きになります。

*今回の額制作に使用する栴檀(センダン)の板。

自分に【祭礼用の額】の制作を依頼する方は林業を行っています。

その為、その方が製材した板を使用して額の制作をしていました。
しかし、ここ数年は【コロナ】により地域の祭礼も自粛していた為、
額の制作依頼はありませんでした。
ですが、今月の中旬にその方から電話があり、
今年は祭礼をする予定なので額をまた作ってほしいと連絡がありました。


*左側の板が上がっているのは、板が全体的に反っている為です。


*板が反っている為、板に大きめの割れが入り始めています。


*木の【割れ目】や【節】を考慮して板をどの様に切断するかを考え中。

今回、額の納品日はだいぶ先の為、来月から制作をするつもりでした。
しかし、預かった板が全部【反った状態】だったので、ある程度まで作業を進める事にしました。
補足:【反った状態】とは、木の板が湿度などの影響で歪んでしまう事。

 なのでまずは、板の【割れ目】や【節】などを考慮しながら板の切断をしていきます。


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祭礼用の額制作➀


愛知県の山間部地域の神社には弓道場がある神社があります。

何故、その様な場所に弓道場があるのかというと、それは祭りの日に神様に奉納する為です。まずは、その奉納について簡単に説明します。

祭り当日の朝、奉納に参加する人達は神社の弓道場に集まります。
それから、参加者達は的を撃ち始めますが、
この時はまだ、談笑したり何かをつまんだりとゆる~い感じで参加者達は弓を撃っています。

そして、特定の時刻になり弓の奉納が始まりますが、
その時に使用される的は、ひと回り小さく金色の紙が貼られています。
その為、この的は通称【金的】と呼ばれており、その的に矢を当てた人は、
自身の名前と弓道の流派を記した額を神社に奉納します。
補足:奉納が始まる時間は各神社ごとで違います。


*地域の祭礼で使用される弓道場。


*祭礼で奉納された額は弓道場に飾られています。
さて、【コロナ騒動】で自粛していた祭りも元に戻るという事で、
自分の所に額の制作依頼が数年ぶりにきました。
なので、その額の制作過程を記事にしていこうと思います。

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竹島園地散策(終)「海辺の文学記念館」

蒲郡市竹島園地」には「常盤苑」という場所があります。

その「常盤苑」の中に「海辺の文学記念館」という建物があります。
自分が「竹島園地」を散策する時には、この場所にも立ち寄る為、

今回は、この「海辺の文学記念館」について書いてみます。


*「常盤苑:入り口」から「海辺の文学記念館」を撮影。

*「海辺の文学記念館」の室内。


*「海辺の文学記念館」にある「旅館:常盤館」の一室を再現した部屋。

昭和初期、「竹島園地」に建てられた「旅館:常盤館」と「蒲郡ホテル」。
この二つのホテルは、風光明媚な場所に建てられていた為、色々な小説にも登場しました。また、このホテルで逗留して執筆する小説家もいました。
それが【海辺の文学記念館】という名前の由来だそうです。

haguture.hatenadiary.jp

*「常盤館」と「蒲郡ホテル」について書いた記事を張っておきます。


*「十二支透彫額」➀


*「十二支透彫額」➁


*「十二支透彫額」③

あと、自分が「海辺の文学記念館」に行くときに必ず見るのが、
彫刻師:小澤岩七郎作の「十二支透彫額」。
この彫刻は、本当に上手な人が彫っている為、何度も見てしまいます。
補足:この「十二支透彫額」は昔、「蒲郡ホテル」で使用された彫刻だそうです。

ubkinenkan.com

*「海辺の文学記念館」へのリンク先を張っておきます。

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竹島園地散策③ 「竹島弁天:由来」

*今回は、前回の記事で書いた「竹島」についての自分の妄想です。

 そして、自分には「宗教学」や「民俗学」の専門知識はありません。

 その点をご了承して、この記事を読んでいただいたら幸いです。

愛知県の三河湾に浮かぶ無人の島「竹島」。

この島の中央部にある「竹島八百富神社」には「弁財天」が祀られている為、この神社は「竹島弁天」とも呼ばれています。
でも、この神社で祀られている神は「市杵島姫命イチキシマヒメノミコト)」という日本神話に登場する神です。

では何故、【市杵島姫命】が【竹島弁天】と呼ばれる様になったのか?
今回は、その事について書いていきます。



まず、「市杵島姫命」とは、日本神話に登場する【宗像三女神】のひとりで豊漁、航海の安全を司る女神です。元々は九州地方の神でしたが水難を収める神という事で漁で生活する人々の間で広く信奉されていきました。
補足:1145年にこの地域を管轄していた藤原氏が「市杵島姫命」を迎え入れました。
次に「弁財天」とは「サラスヴァティー」という水と豊穣を司るインドのヒンズー教の神でした。しかし、仏教がインドで誕生した時、この神は仏教に組み込まれました。それから、長い時間を掛けて日本に仏教が入った時には【仏教を守護する、水と豊穣の女神:弁財天】として伝わります。
補足:古代インド人は川辺に生息する蛇を「サラスヴァティー」の使いと考えていました。
その為、蛇の身体をした「弁財天」の石仏も存在します。

つまり、この二つの女神は【水と関連する豊穣を司る女神】という共通点があった為、人々の中では同一の存在と認識される様になりました。

しかし、その現象は江戸時代に入ると変化しました。
江戸時代に入り人々の価値観が変化する事で「弁財天」は【仏教を守護する、水と豊穣の女神】から【才能と財産を司る女神】として多くの人々に認知される様になりました。

その為、今までは同一の存在として認識されていた二つの女神のうち、

「弁財天」の方が有名になってしまう事で【竹島に祀られているのは弁財天】という認識が人々の中で形成されて「竹島弁天」という存在になったのだと思います。

*補足:「竹島八百富神社」に収蔵されている掛け軸や彫像は、
「弁財天」の姿が象られており、その収蔵品は江戸時代に制作された物です。


今回、「竹島」について書こうと思った時、「竹島弁天」の事も頭に浮かんだので「竹島弁天」に関した自分の妄想を書いてみました。

そして、この記事を読んでくれた貴方にお聞きします。

【貴方の住む場所に神社はありますか?】
もし、近くに神社があるなら、そこに祀られている神様について調べてみると意外な発見があるかもしれませんよ。

*記事を読んでいただき、ありがとうございます。

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竹島園地散策➁ 「竹島弁天」


*弁財天(ベンザイテン)もしくは弁才天
本来はインドの神で河川を神格化した存在であり豊穣を司る神。
日本では琵琶を持つ女性の姿で描かれ、七福神のひとりとして祭られる。
                      手持ちの辞書より引用。

竹島園地」の海辺に建っている「竹島八百富神社」。

その「竹島八百富神社」から三河湾に向けて1本の橋が架かっています。

この橋は、三河湾に浮かぶ無人の島「竹島」に繋がっており、
島の中央部には「竹島八百富神社」の本殿があります。
そして、この本殿には弁財天が祀られているので、
竹島八百富神社」は通称「竹島弁天」と呼ばれています。

*「竹島園地」から「竹島」に架かる橋を散策中。

*橋を渡り終わると、本殿へ続く石階段が見えてきます。


*石階段を登りきると、島の樹木に囲まれた「竹島八百富神社」の本殿が見えてきます。

さて、弁財天は蛇とも関わりがある神様です。

そして、自分は巳年生まれです。
なので、【自分とこの神様とは、何か縁があるのかも?】と考えている為、

竹島園地】を散策する時には【竹島弁天】を参拝しています。

でも実際には、この島と弁財天は関係がありません。
何故なら、この島で祀られているのは、
市杵島姫命イチキシマヒメノミコト)」という神様だからです。

では何故、「市杵島姫命」が「竹島弁天」と呼ばれる様になったかのか?
次回は、その事についての自分の妄想を書いてみます。

蒲郡市観光協会のリンク先を張っておきます。

www.gamagori.jp
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【さあ、今から搬入にいきますか~】


自分に木彫を教えてくれた【彫刻の先生】が主宰する木彫教室があります。

そして、その教室の生徒さん達の作品展に、
自分も作品を出す事になりました。
そして、今日は搬入日。なので、今から行ってきます。

haguture.hatenadiary.jp

 *木彫教室の生徒ではない自分が参加する事になった経緯を書いた記事を貼っておきます。

第15回 きつつき木彫展
2023年4月12日(水)~16日(日)10:00~18:00 
*入館は17:30まで *最終日は16:00まで

場所:岡崎市美術館【第5、6展示室】
岡崎市明大寺町茶園11-3 TEL0564-51-4280

*自分の【彫刻の先生】が主宰する木彫教室のリンクを張っておきます。

y-kitsutsuki.com

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