はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

「フェアじゃない、アンフェアだ!」て夫婦喧嘩と似ている気がする①

自分の好きなアガサ・クリスティーの作品で、
「フェアじゃない、アンフェアだ!」と批評された作品があります。
その作品は「オリエント急行殺人事件」と「アクロイド殺人事件
2つの作品は何度も映画化、ドラマ化してる為、そのネタバレは有名です。

でも、
何でこの作品は「フェアじゃない、アンフェアだ!」て批評されたのか?
推理小説には色々な「パターン」があり、
作家達それぞれのミスリードを加える事により、
作品のベースとなる「パターン」を隠し、読者は騙されながら読む・・・
だが「オリエント急行殺人事件」と「アクロイド殺人事件」の結末は、
今までの「パターン」から、大きく外れた!だから批評されたのか?
でも、それは自分はおかしいと思います。何故なら・・・

推理小説怪奇小説から生まれた物だからです!


怪奇小説なら内容が破綻しなければ、どんな結末でも納得するでしょう。
なら何故、推理小説の今までの「パターン」から外れた事ぐらいで、批評されたのか?
それを妄想していきたいと思います。

オリエント急行殺人事件 (角川文庫)

アクロイド殺害事件 (創元推理文庫)