はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

久々に「BAR」で飲んだから➀

 

この前、久々に夜の街を、満喫してきました。
小腹がすいたので1件目は「焼き鳥屋」で軽く食事。
焼き鳥屋を出た後、
「なんか、飲み足りないな・・・」と夜の街を歩いてたら、
「BAR」の看板を見つけたので、その「BAR」に入ってみました。

「BARなんて、久々に来たな・・・。いつぶりだろうか?」
そんな事を考えていたら、
バーテンダーに「何を飲まれます?」と聞かれたので、
反射的に「ギムレットをお願いします。」と注文していました。


自分は、20代の時に初めて【BAR】へ行きました。
当時の自分が【BAR】という場所に興味をもったのは、

レイモンド・チャンドラーの【長い別れ】という小説が原因でした。
この作品を読んだ感想としては、あまり面白くありません。
たぶん、自分の感覚とチャンドラーの作風は、相性が悪いのでしょう。


ただ、作品で登場する「BAR」の描写が凄くいいのです。

そして、作品中の「ギムレットには、まだ早すぎるね」というセリフ。
このセリフが非常に記憶に残る作品です。

この作品で描写された【BAR】と【ギムレット】の印象が強すぎた為、
その当時の自分は【BAR】に行けば、馬鹿のひとつ覚えで、
ギムレット】を注文していました。
若さ故の過ちというか、なんか恥ずかしいですね・・・。