はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

藤田和日郎の「邪眼は月輪に飛ぶ」

自分の好きだけど、苦手な漫画家:藤田和日郎(カズヒロ)氏。
藤田和日郎氏の漫画で、知名度がある作品といえば、

うしおととら」や「からくりサーカス」などの、

週刊誌で連載してた漫画の名前が出てくると思います。

しかし、自分は藤田氏の連載漫画が苦手なのです。

でも逆に、藤田氏の読み切り漫画や短期連載漫画は好きです。

その中で、

特に気に入っているのが、この「邪眼は月輪(ガチリン)に飛ぶ」です。

その藤田氏の「邪眼は月輪に飛ぶ」について書いてみます。

邪眼は月輪に飛ぶ」は2007年、週刊誌で掲載された全7話の短期連載。
話の内容を簡単に説明すると、東京の上空に突如表れた、

見た者を即死させる「邪眼」を持つ「ミネルヴァ」という名前のフクロウ。
その「ミネルヴァ」に対抗する為、特殊部隊のマイクとCIAのケビンは、

過去に「ミネルヴァ」を撃った老猟師:鵜平とその娘:輪(リン)と共に、

「ミネルヴァ」と戦うという内容です。


この単行本の巻末に記載されていますが、

本来、この「邪眼は月輪に飛ぶ」は全5話で掲載の予定でした。

しかし、藤田氏が下書きの段階で、気持ちが乗ってしまって、

大幅増量してしまい、結局は全7話で掲載という形になりました。

それぐらい、この漫画は藤田氏の熱量が込められています!
本当に何回、目を通しても楽しめる漫画です!