自分は若い時に木彫を習いました。
そして、その時にお世話になった【彫刻の先生】がいます。
その方は現在、岡崎市で木彫教室をされているのですが、
今年の9月に数年ぶりに、その方にお会いしました。
そして、色々な話をしている内にこんな話になりました。
「来年の4月に生徒達の作品展を行うから、はぐれ君も何か出してよ!」
まだまだ先の話なので、自身の空いた時間に制作をすればいいかと思い、
軽い気持ちで「わかりました!参加します!」と返事をしましたが、
気が付けば、もう12月です。
流石にそろそろ何を彫るかを考えなければいけません。
なので「あ~何を彫るかな?」と考えながら、
自宅の本棚にある本を色々と読んでいたら、
【守護神:鴉天狗】というブロンズ像の写真に目が止まりました。
補足:【守護神:鴉天狗】という像は明治時代に制作された物で、
手持ちの資料によると「福富太郎コレクション資料室」に収蔵されているそうです。
「お!この像、何か良いな~!よし!これを木で彫ってみよう!」
と思い、その写真を参考に絵を書き始めました。
しかし、絵を書くといっても、元のデザインを変える事はしません。
では何故、自分が絵を書くかというと、
彫ろうとしている物の絵を書く事で、どの様な工程にするのか?
どれくらいのサイズにするのか?どの材料を使用するのか?とか、
色々な考えをまとめるために書いています。
さて、4月に間に合うかな?
*自分の【彫刻の先生】が主宰している教室はこちらになります。