はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

「炎上」について徒然と書いてみた➁

haguture.hatenadiary.jp

*今回の記事は前回からの続きとなっています。

動画共有サイトYou Tube」で動画を配信している「ユーチューバー(配信主)」の中には、不謹慎な動画を配信して炎上を繰り返す「ユーチューバー」がいます。
そして、その様な「ユーチューバー」の炎上と「新作のアサシンクリード」に関する「Ubisoft」の炎上は似ていると感じたので、
今回は、その事について書いてみたいと思います。


*「アサシンクリード」の新作「アサシンクリード・シャドウズ」より引用。
Ubisoft」が発表した新作の「アサシンクリード」が炎上したのは、
【戦国時代の日本が舞台で「武士の称号を持つ黒人・弥助」と「女性アサシン(日本人)」の2人が主人公】という設定を発表したからです。
というのも、2007年から制作されてきた「アサシンクリード」の設定になぞらえると、ゲームの舞台が日本ならば、日本人の男性が主人公になるのですが、「Ubisoft」は『【史実と関係ない設定がついた
弥助】が主人公だ!』と発表して炎上しました。
では、何で弥助を主人公にしたのか?
それは、日本人の男性が主人公の【アサシンクリード】を制作したら、
【ゴースト・オブ・ツシマ】と比較されると【Ubisoft側が考えたからだと思います。

 


www.youtube.com

アメリカのゲーム会社「Sucker Punch 」が2020年に発表した
「ゴースト・オブ・ツシマ」

このゲームは、日本に蒙古が攻めてきた「元寇」がゲームの舞台であり、
プレイヤーは蒙古に占拠された故郷を取り返す為に戦うという設定です。
その為、ゲームの設定は1270年代の日本なのですが、
所々に【戦国時代】や【江戸時代】の要素(服装のデザイン・建造物・価値観)が出てきますが、その要素を上手く取り入れてゲームの世界観が作られています。
つまり、言い換えるなら、
今まで【Ubisoftが【アサシンクリード】を制作してきた手法を、
更に突き詰めて制作されたのが【ゴースト・オブ・ツシマ】ともいえるのです。
*「ゴーストオブツシマ」の制作チームは『黒澤明の映画からも影響を受けた』と明言しています。

何故、炎上を繰り返す【ユーチューバー】がいるのか?
それは制作した動画のクオリティが悪くても注目されるからです。
そして、これは【Ubisoftにも当てはまると思います。
何故なら、自分達が作った「アサシンクリード」よりも「ゴースト・オブ・ツシマ」の方がクオリティが高いという事を「Ubisoft」側もわかっているのです。
だからこそ、「Ubisoft」は話題性を作る為だけに制作中の「アサシンクリード」の主人公のひとりを弥助にして、
『何で弥助が主人公?』という疑問を持ったユーザーに対しては、
『弥助は我々、制作者目線を体現する人物だ!何故、その事が理解できないのか?』みたいな事を言って、更に炎上させているからです。


さて、前回と今回の記事については、
ゲームに興味が無い人からみれば『そうなんだ~』ぐらいの感想だと思います。
ですが、「Ubisoft」が起こした炎上により浮かび上がってきた【ある問題】については、今後、色々な影響が出てくるかもしれません。
なので、次回はその【ある問題】について書いてみます。

theriver.jp*今回の記事で引用した【「ゴースト・オブ・ツシマ」の制作者へのインタビュー】のリンク先を貼っておきます。


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