haguture.hatenadiary.jp*ラヴクラフトの小説について書いた記事を貼っておきます。
アメリカの怪奇小説家:H・P・ラヴクラフトが書いた小説は、
独自の世界観から「クトゥルフ神話」と呼ばれようになり、
様々なクリエイター達に影響を与えました。
なので、『この映画もラヴクラフトの小説から影響を受けたのかも?』と、
妄想した事をブログに書いたのですが、
その後に『この漫画もラヴクラフトの小説から影響を受けたのかも?』と、
妄想した事を書いてみたのです。
ですが、その文章を書いている時に『何か違う』と思ったので、
その文章は【下書き状態】のままになっています。
なので、今回はその事について書いてみます。
*今回の記事は上記の2冊を参考にして書いています。
まず、自分が今まで読んできた漫画の中で、
『ラヴクラフトの小説から影響を受けている漫画か~・・・』と、
考えたときに思い浮かんだのが魔夜先生の【アスタロト:外伝】と諸星先生の【妖怪ハンターシリーズ】でした。
なので、この2冊を読み返したのですが『何か違う』と思ったのです。
というのも、まず【アスタロト:外伝】に関しては、
悪魔「アスタロト」が「クトゥルフ神話」に登場する「邪神ナイラルラトテップ」に関係する騒動に巻き込まれていくという話になっています。
また、太古の地球に飛来した「旧支配者」によって「天使」と「悪魔」が誕生したという設定になっている為、「クトゥルフ神話」に出てくる設定が色々と使われていますが、
それ以上に「宗教」や「オカルト」、「少年男娼」に関する雑学がてんこ盛りの漫画になっています。
また、【妖怪ハンターシリーズ】は作者の諸星先生が、
『ラヴクラフトの小説から影響も受けている』と明言している為、
シリーズ初期の作品は「クトゥルフ神話」と類似した設定が色々と出てきます。
ですが、シリーズが進むと「神話」や「土着信仰」などの要素が多くなっていく事で諸星先生独自の世界観が出てきます。
つまり、何が言いたいのかというと、魔夜先生や諸星先生の漫画は、
様々な雑学がまるでパズルのように組み込まれて作られている漫画なのです。
だから、ラヴクラフトの小説から色々な影響を受けていたとしても、
魔夜先生や諸星先生にとっては漫画の設定を構築するパズルのひとつにすぎません。
なので、『ラヴクラフトの小説から影響を受けた漫画て何だろう?』と、
考えたときに思いついた2冊の漫画について書いてみても、
何か消化不良な文章しかできなかったのです。
*記事を読んでいただき、ありがとうございます。
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*【アスタロト様】は「読み切り」の主人公としての登場が多いため、上記の様な本も発売されました。
さて、ここからは蛇足になりますが、
魔夜峰央先生が創作したキャラの中でいちばん好きなのが【アスタロト様】です。
(女性も羨む美貌に綺麗な黒髪。そして、細身の長身に黒色をベースにした服を着こなすなんて、自分の性癖に刺さりまくりです)
でも、今回の記事で紹介した「アスタロト」に関しては、あまり好きではありません。
というのも、この「アスタロト」では【アスタロト様】が魔界を揺るがす騒動に巻き込まれる「本編」と人間界を舞台とした「外伝」のふたつが編集されているのですが、
ふたつとも【打ち切り】みたいな終わり方をしているからです。
(ふたつとも「掲載誌の廃刊」による【打ち切り】というのが悲しい)
だから、どんな形でもいいから「外伝」の続きをやってほしいです!
(自分が「本編」より「外伝」の方が好きだから)