はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

【クトゥルフ神話】て、結局何なんだろう?③(映画編)

【「ゴーストバスターズ」と「ガメラ2:レギオン襲来」】
この2つの映画は、ラヴクラフトの小説から影響を受けて制作されたのではないか?と、自分は妄想をしています。
なので、今回はその妄想について書いてみます。


www.youtube.com(「ゴーストバスターズ」といえば、やっぱりこのBGMですわ)

【「ダ二ッチの怪」と「ゴーストバスターズ」】

1929年に発表されたラヴクラフトの中編小説「ダ二ッチの怪」。
この小説の内容を簡単に説明すると、人々が忌み嫌う「ウェイトリイ家」が呼び出した【姿の見えない巨大な怪物】を3人の男たちが封印する話です。
そして、1984年に公開されたアメリカ映画「ゴーストバスターズ」。
この映画は超常現象を取り扱う専門チーム「ゴーストバスターズ」が活躍する映画であり、物語の終盤では【門の神】と【鍵の神】という2匹の怪物によって霊界の門が開いて【巨大な怪物】が登場します。

さて、この2つを比較してみると、
物語の終盤に【巨大な怪物】が登場する点も似ていますが、映画に登場する【門の神】と【鍵の神】という2匹の怪物が自分は非常に気になります。
というのも、ラヴクラフトの小説「ダ二ッチの怪」では、
【門の神であり、鍵の神でもある、ヨグ=ソトホース】という存在が【姿の見えない巨大な怪物】に関わる存在として書かれています。
なので、「ゴーストバスターズ」に登場する【門の神】と【鍵の神】とは、
この【ヨグ=ソトホース】を意識したのではないか?と思います。


www.youtube.com(この映画の予告映像は始めて見た時、凄すぎて本当に感動しました)

【「宇宙からの色」と「ガメラ2:レギオン襲来」】

1927年に発表されたラヴクラフトの中編小説「宇宙からの色」。
この小説の内容を簡単に説明すると、宇宙から飛来した隕石の落ちた周辺が【謎の存在】に汚染されていく様子を書いた怪奇小説です。
そして、1996年に公開された特撮映画「ガメラ2:レギオン襲来」。
この映画は「大怪獣ガメラ」が【謎の怪獣:レギオン】と戦うのですが、
物語の序盤は謎の隕石が北海道に落ちる場面から始まります。

さて、この2つを比較してみると、
物語の序盤に登場する隕石が消失する点と【宇宙から飛来した謎の存在】が目的の為に周辺地域に異変を起す点が似ています。
また、【宇宙から飛来した謎の存在】が目的を達成すると周辺地域を焦土化する点も非常に似ていると思います。

全集5に「ダ二ッチの怪」、全集4に「宇宙からの色」が編集されています。

さて、改めて明言しますが、今回の記事は自分の妄想です。
そして、この様な妄想をした理由は、
『前回とは違う形式でラヴクラフトについて書きたい』と思い、
『自分が見た事ある映画でラヴクラフトの小説と似ている物あったかな?』と、考えていたら【ゴーストバスターズ】と【ガメラ2:レギオン襲来】を思いついたので書いてみました。

haguture.hatenadiary.jp

*「ラヴクラフト」について書いた以前の記事を貼っておきます。

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