はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

ラヴクラフトと猫

        水木しげる:画  【金華の猫】

クトゥルフ神話』の生みの親である小説家:H・P・ラヴクラフト
ですが、彼は古典的な幻想的小説や怪奇小説も書いています。
そして、昨日は2月22日で【猫の日】でした。
なので今回は、彼が書いた小説【ウルタールの猫】について書いてみます。

「ウルタールの猫」は1920年に発表された短編小説です。
そして、この小説には以下のエピソードがあります。

ある夜、1匹の黒猫がラヴクラフトの自宅に訪れました。
彼が黒猫の存在に気付いて、その黒猫を可愛がっていると、
黒猫が何を伝えたいかがわかり、同時に【単純ながらも禍々しいプロット】が彼の頭に浮かびました。
そして、この夜に浮かんだ【単純ながらも禍々しいプロット】を小説化したのが「ウルタールの猫」でした。

補足:上記のエピソードは
創元推理文庫ラヴクラフト全集6」巻末に記載されている、
   翻訳家:大瀧啓祐氏の作品解題から引用しています。

さて、この小説では異国情緒的な架空の街「ウルタール」が登場します。
その為、この小説を読み終わった時に自分は、
漫画家:水木しげる氏の「続・妖怪画談」に編集された【金華の猫】の絵が頭に浮かびました。
なので今回は、その絵を記事に引用させてもらいました
補足:「金華の猫」とは浙江(セッコウ)省:金華地方に伝わる化け猫のお話。

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