はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

【原作の映像化】について:おまけ


推理小説家:有栖川有栖が書いた「火村英夫シリーズ」】
このシリーズは、犯罪学者:火村英夫と友人の有栖川有栖が事件を解決するという内容です。
そして、このシリーズは2016年に「臨床犯罪学者:火村英夫の推理」という題名でドラマ化しており、自分は毎週欠かさずに見ていました。
というのも、このドラマは1話完結型で放送時間も1時間だった為、
寝る前にビールを飲みながら見ると丁度いい感じだったからです。

*「臨床犯罪学者:火村英夫の推理」の公式HPより画像引用。

日本テレビが制作した「臨床犯罪学者:火村英夫の推理」は「火村英夫シリーズ」の短編小説を1話完結型のドラマとして制作されています。
ですが、その1話ごとが間接的に繋っている様に話が構成されている為、
ドラマの1話から最終話まで見ると本来は別々の短篇小説なのに、
まるでひとつのドラマみたいに上手くまとめられています。
東野圭吾の「新参者」に近い構成だと自分は思います)
補足:中編小説「朱色の研究」が映像化された回は前編・後編となっています。

www.ntv.co.jp

また、このドラマの公式HPを見ると、
ドラマで使用された原作小説を各話ごとに表記されています。
なので、このドラマの制作に関わった人達は「火村英夫シリーズ」を、
脚本家がしっかりと読み込んでからドラマの制作に入っていると思います。
なので、原作小説の設定とは色々と違う部分もありますが、
このドラマは映像化の成功例だと自分は思います
ですが、日本テレビ局内では【臨床犯罪学者:火村英夫の推理】の制作に関わった人達は評価されなかったみたいですね。
何故なら、もしこのドラマを制作した人達が評価される会社だったなら、
【セクシー田中さん:脚本トラブル】なんて起きなかったからです。

bunshun.jp

自分は【セクシー田中さん:脚本トラブル】は「バイトテロ」と同じだと捉えています。
というのも、飲食店のバイトが起こした「バイトテロ」のニュースを聞くと『ごく一部の馬鹿バイトがやらかした事』と、頭ではわかっていても、
その飲食店を使用する事を自分はためらってしまいます。
それと同じなんです。
つまり、『ごく一部の無能な制作陣がやらかした事』と、頭ではわかっていても、日本テレビが制作したドラマ(過去の作品も)を見ても楽しめないのです。
なので、日本テレビさん、もうやめませんか?ドラマを作るのを?
というのも、テレビ局やラジオ局などの【公共の電波】を使用する業者は「電波法」という法律を守らないといけませんが、
その法律に『ドラマを制作しないといけない!』なんて書いてませんよね?
なのに、何でわざわざドラマを制作するんですか?
そもそも、今回の事件の根本的な原因は、
日本テレビが馬鹿のひとつ覚えで何にも考えずに放送枠を埋める為、
複数のドラマを同時制作する事になり、その結果、
『原作を尊重する事も出来ない無能なドラマ制作班』に仕事が回った事が原因でしょう?
だったら、ドラマなんて作るな!それでも作りたいなら、スポンサーなんかつけずに局内だけで放送しろ!

さて、今回の記事は感情的な文章になってしまいました。
その点は反省をしています。
ですが、今回の事件を起こした脚本家やテレビ局。
そして、出版社に対する怒りを抑える事は出来なかったのです。


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