はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

4月に向けて彫刻制作:2回目➀


自分は昔、木彫を習っていた時期がありました。
そして、自分に木彫を教えてくれた先生は、今は岡崎で「木彫教室」を主宰しており、年に1回「木彫教室」の「作品展」を開催しています。
なので去年、その先生から
『うちの生徒さんの「作品展」に、はぐれ君も何か出してよ』
と、声をかけられて生徒さん達の「作品展」に参加しました。
そして、その流れで今年の「作品展」にも参加する事になり、
『今回は、どの様な物を制作しようか?』と、考えた結果、
【自分流で制作した集成材】に彫刻をしようと思いつきました。

haguture.hatenadiary.jp

*前回の「作品展」について書いた記事を貼っておきます。

 


*「杉板の集成材」の画像

本来、集成材とは【小さな板材を接着して再構成された木材】の事です。

そして、その集成材を作るには特殊な方法で接着しなければいけません。
ですが、自分が思いついた方法は単純に【板の切れ端】をボンドで接着するという方法の為、強度もいい加減で見た目も綺麗ではありません。
なので、その集成材を使用した簡単な飾り棚を作った事はありますが、
今回の制作は「集成材の制作」と「彫刻のデザイン」を並行して進める事にしました。


*接着した【板の切れ端】をクランプで固定中。


*今回の彫刻のデザインに基づいて制作した「型紙」と「集成材」

さて、ここで改めて名言しますが、

自分の集成材の作り方は素人が素人なりに考えた代物です。
また、その集成材を作る時に【板の切れ端】同士を接着するのですが、
その接着面を毎回、微調整をするので時間が掛かります。
なので、木材加工を仕事にしている人から見ると、
『なんでわざわざそんな事をして、時間を無駄にするの?そんな事をやるぐらいなら、新しい材料を使用して彫刻した方が効率いいのに・・・』
と、思われても仕方が無い行為です。
でも、自分の思いついた事を、どうしても試してみたかったのです。

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*今回の彫刻のデザインは、この書籍に掲載されている作品を基にしています。

y-kitsutsuki.com*自分の彫刻の先生が主催する「木彫教室」のHPを貼っておきます。