*自分は中途半端な知識で株式投資をしています。その点をご了承ください。
前回の記事では自分が「CBC」を損切りした理由のひとつ、
【CBCは株主が何を求めているかわかってない】について書きました。
もうひとつの理由【自社の強みを認識していない事】について書きます。
「コロナ騒動」が起きた事で、
各テレビの地方局の中には「動画配信」に力を入れ始めた局もありました。
そして、地方局が制作した動画で自分が興味を持って鑑賞した動画には、
ひとつの共通点がありました。
その共通点とは【会社の強み】を動画でアピール出来ている点です。
そこで「CBC」と同じ地方局の「関西テレビ(通称:関テレ)」と、
自分が考えている「会社の強み」について説明してみます。
先ずはフジテレビの地方局の「関テレ」
「関テレ」は競馬実況に関しては歴史があります。
また、自社で保管されている過去の名馬達のレース映像があります。
なので、テレビで放映されている競馬とは違った角度で、
競馬について取り上げた動画を制作しています。
*「関テレ」の競馬実況のノウハウがあったこそ、この様なコラボも誕生しました。
次はTBCの地方局の「HBC」
「HBC」は引退した名馬の様子をコンスタンスに動画にしています。
北海道は競走馬の生産地です。
その為、北海道には引退した名馬達が在籍している牧場が多数あります。
なので、引退した名馬の撮影に関して「HBC」は、
他のテレビ局よりも有利な立ち位置にあると思います。
補足:引退した馬がいる牧場は馬主から馬の管理を任されている為、
馬の撮影に関しては牧場側との連携が重要になります。
さて、地方局が制作した動画は直接的な利益にはなってないでしょう。
でも「関テレ」と「HBC」の動画は積み重ねてきた仕事のノウハウと、
他の放送局との違いを認識してないと制作できない動画だと思います。
でも「CBC」はこの様な取り組みをしていません。
そして、そんな「CBC」の姿勢から自分は以下の様に考えました。
【「関テレ」や「HBC」は積み重ねてきたノウハウや
他の放送局よりも優れていると認識している点を強調した動画を制作した。
だけど「CBC」は何もしていない。
それて、つまり「CBC」は自社の事を何もわかっていないのでは?】
自分の株式投資方法は【長期保有】を前提にしています。
その為、会社の財務などの数字も重要ですが、
それと同じぐらい自分が重視しているのが、
【その会社と数年間、関わる気持ちが有るか?】という点です。
例えば「CBC」が局内で色々と不祥事を起こしても、
利益を出す経営をしていれば、自分は損切りをしなかったでしょう。
でも、会社として積み重ねてきたノウハウや
他社とは違う部分を認識していない会社の経営て大丈夫なんだろうか?
その様に感じた為、自分は【CBC】の株を損切りしました。
さて、素人考えですが「CBC」はこのままの経営方針なら、
延命処置をしながら細々と存続するだけの放送局になると思いますが、
どうなるんでしょうね?