*自分は中途半端な知識で株式投資をしています。その点をご了承ください。
自分が以前書いた記事で、
「中部日本放送(通称:CBC)」の株を損切りした時の事を書きました。
なので今回は、当時の自分が何を考えて【CBC】の株を買って、
どの点に疑問を持って、損失を確定したのかについて書いてみます。
2019年、当時の自分が「CBC」の株を買おうと考えた時、
この会社には3つのメリットと2つのデメリットがあると考えました。
まず自分がメリットだと判断したのは以下の3点。
➀創業70周年を迎えて、東海3県では知名度がある事。
➁「CBC」の収益の約4割が「不動産賃貸収入」である事。
③自己資本比率が約70%である事。
次に自分がデメリットと判断したのは以下の2点。
➀会社としての利益は出ているが広告収入が徐々に減少している事。
なので当時の自分は以下の様に考えました。
【この会社は本業の広告収入は徐々に減少しているけど、
所有している不動産の賃貸収入があるから経営は安定的だろう。
あと、自分はテレビは見ないけど、上の世代はまだテレビを見ているから、
この株は10年ぐらい保持してから売ればいい】
そして、その考えに基づいて株価が1株600円代になった時から、
【CBC】の株を少しづつ購入していました。
それから、暫くして起きた「コロナ騒動」で「CBC」の株は、
1株500円代になりました。
でも、自分はこの株は10年ぐらいは保持するつもりだったし、
1株500円代は創業時からのチャートで確認しても安値圏です。
なので、この株価は買いだな!と判断して買い足していきました。
そんな経緯で買い足していった「CBC」ですが、
この会社の経営陣は【株主が何を求めているかわかってない】と感じた為、
自分は2021年に損切りしました。
先程も書きましたが「コロナ騒動」で「CBC」の株価は、
創業時からのチャートで確認しても安値圏でした。
なのでその時、自分が思った事は、
何故、「CBC」は株価維持の為に「自社株買い」をしないのか?
*「自社株買い」とは上場して発行した株の一部を、発行した会社自身で買い戻す手法です。
それに「自社株買い」をする資金が無くても、
東京証券取引所に上場する事で株価が上がる可能性があるのに、
何故、何もしないんだ?
なので、東京証券取引所にも上場すれば多くの投資家の目に触れて、
株価が上がる可能性もありました。
実際、名古屋証券取引所にしか上場してない企業が、東京証券取引所にも上場して、
株価が上がった例が何社かありました。
以上の事から自分は、
【CBCの経営陣は株主が何を求めているかわかってない】
それは【自社の強みを認識していない】と感じた事です。
次回はその事について書いてみます。