自分に木彫を教えてくれた【彫刻の先生】が主宰する木彫教室があります。
そして、その教室の生徒さん達の作品展に、
自分も作品を出す事になりました。
今回、自分が作品展に出す作品は「守護神:鴉天狗」というブロンズ像が元になっています。
このブロンズ像は日本画家:河鍋暁斎が描いた絵をモチーフにして、
暁斎の知り合いが立体化したと伝わっている作品です。
その作品の写真を見て「あ!これ彫ってみたい!」と思いつき、
空いた時間で少しづつ彫り進めてきました。
*以前の記事で、このブロンズ像については書いたので貼っておきます。
前回の記事時点では、鴉天狗本体はある程度までは出来あがっていました。
なので、「仕上げの彫刻」をして本体の方は完成しました。
そして、鴉天狗の手に持たせる宝剣と羂索(ケンジャク)を制作して、
作品の彫刻の方は終了しました。
補足:羂索(ケンジャク)とは不動明王が持つ縄の宝具です。
まだ、少し調整をしますが作品自体はこんな感じに出来上がりました。
改めて見ると、拳部分が少し大きいかな?と思います。
でも、この時点だと拳部分の彫刻が難しいので、そのままにします。
そして、次の工程としては作品に何か塗った方が良いとと考えていますが、
どの塗料を使用しようかと迷っています。
なので先に、作品展の「共通課題」の制作に取り掛かります。
*自分の【彫刻の先生】が主宰している教室はこちらになります。