はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

自分の投資信託について③

投資信託に関しては、自分は「積み立て型」という方法を採用しています。

この「積み立て型:投資信託」という方法について簡単に説明すると、

自分が指定した、先進国株式と連動する投資信託を、

定期的に購入する事で資産形成を行う方法です。

この方法の特徴は、とにかく時間が掛かる事です。

投資信託も株と同じで相場次第で評価額が上振れしたり、下振れします。

そして、先進国株式と連動する投資信託の購入を続けるという事は、

上振れした時も、下振れした時も購入する形になります。

それに伴い、購入している投資信託の評価額は平均化してきます。

この投資信託の評価額が平均化する事が、現金化した時に重要になります。


ここからは、ある仮定に基づいて書いていきます。
Aという人物が年間10万円ずつ貯蓄すると仮定します。

まず、彼がその10万円を金庫に保管すると決めた場合です。

彼は、毎年10万円を金庫に入れ続けます。

そして20年後、彼の金庫には現金200万円があります。


次に、彼が「積み立て型:投資信託」をした場合です。

彼は、その10万円で配当率が10%の投資信託を購入します。
更に投資信託の配当金を、再投資する設定にしました。
補足:この場合の再投資とは、投資信託の配当金でその投資信託を購入する事。
この設定で、配当率10%の投資信託の購入を続けたら、

20年後には、623・7万円になります。

年間10万円を、そのまま保管する場合と、

年間10万円を、配当率10%の投資信託を買い続けた結果、

同じ20年間でも、これだけの差が出てきます。
しかし、20年後の623・7万円は、現金ではありません。

正確には、623・7万円分の投資信託を所有しているだけです。

そして、投資信託を現金化した時、その投資信託評価額がー10%なら、

623・7万円ー62.37万円=561.33万円になってしまいます。

なので、投資信託の評価額を平均化させる事が重要になってきます。
補足:今回、書いた配当率10%の投資信託は仮定の存在です。また、文章を簡潔化の為、

 投資信託に関する変動率、配当率、投資信託に掛かる諸費用などは考慮していません。

 その点をご了承ください。

本来、投資という物には、安全確実という事は存在しません。

しかし、方法によっては、比較的に安全な状態にする事ができます。

この「積み立て型:投資信託」はそういう方法だと、自分は捉えています。