はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

情報弱者の自分が「生成AI」を使ってみた話③

*文章中のAIとは【生成AI】の事です。その点をご了承ください。

自分は自他共に認める【情報弱者】です。

その為、この記事を読まれている方には、
『今頃、こんな事を言っているのか』と思われているのでしょう。
ですが、そんな【情報弱者】でもAIを使用してみると色々と思う事がありました。なので今回は、自分がAIについて思った事を書いてみます。

haguture.hatenadiary.jp

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まず、前々回と前回の記事で書きましたが、
AIで文章を作成した時、AIには以下の特性がありました。
➀AIは【マイナー】な事には、不正確な文章しか作成できない。
➁AIは【メジャー】な事には、ある程度、正確な文章を作成できる。
なので、自分はこの特性を利用すれば『人に何かを提案する時』に役に立つのではないか?と、考えました。


自分は地元の商工会に所属しており、現在は青年部の役員の為、
年に数回、青年部の寄り合いがあります。
そして、その寄り合いの時に【青年部県外研修(青年部の旅行)】について話し合った事があったのですが、その時の自分は『団体旅行のプラン』が思いつかなかった為、他の役員の意見を聞いて頷くだけでした。
ですが、この時にもし、自分がAIの事を知っていれば、
➀AIで『自分が思いついた旅行プラン』に関連する【キーワード】で文章を作成をする。
 
➁AIが作成した文章の内容から『自分が思いついた旅行プラン』は【マイナー】か【メジャー】なのかを判断する。
 ⇩
③『自分が思いついた旅行プラン』が【メジャー】だと判断できたら、今度は【予算】や【時期】などの追加条件を入力して、再度AIに文章を作成させる。
 ⇩
④再度AIが作成した文章を参考にして自分の意見として発表する。
みたいな事が自分にも出来たのかもしれません。

*江戸時代に制作された『「寄木造り」の仁王像:分解画像』

さて、AIを使用して何かを作成する行為は、ある種の芸術作品の制作方法と似ていると自分は思います。

例えば、中世ヨーロッパでは、絵画の背景を画家の弟子達が書いて、
画家は絵画の要点と全体の調整をして絵画を制作する手法があります。
また、鎌倉時代の日本では、仏像の部品は彫刻家の弟子達が制作して、
彫刻家は仏像の要点と組み立てた仏像の全体を調整して仏像を制作する手法があります。(この手法を「寄木造り」といいます)
そして、AIは『ネット上のデーター』を基にして『短時間で【キーワード】に関連する物』を生成しますが、その生成した物は不完全です。
何故なら、AIが生成した物を評価するのは人間だからです。
その為、AIで生成した物は人の手で最終的には調整する事になり、
この点はAIが発達しても変わらない点だと自分は思います。
ですが、実際はどうなるんでしょうか?

*今回の記事で使用した画像は上記の書籍から引用しました。


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