はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

祭礼用の額の制作⑧

*自分は以前「祭礼用の額制作」について書きましたが、
ブログのモチベーションが低下した為、途中まで書いて放置していました。
なので、放置していた「祭礼用の額制作」の続きを書いていきます。

補足➀自分が制作している【祭礼用の額】は、神社などで使用されている額を参考にして自分なりの作り方で制作した物です。あと、額自体は先月の20日に納品いたしました。

haguture.hatenadiary.jp

前回の記事では額の枠部分に彫刻の作業について書きました。
なので今回は、枠部分の【仕上げの彫刻】の工程に入ります。


*画像左側は【仕上げの彫刻】をする前の状態。画面右側は【仕上げの彫刻】をした状態。

【仕上げの彫刻】とは、彫刻した部分を改めて削り表面を整える作業です。
その為、使用する彫刻刀を仕上げ作業用に研ぎ直します。

それから、この研ぎ直した彫刻刀で『皮1枚削る』感覚をイメージして彫刻した箇所を綺麗に削っていきます。

補足➁彫刻刀は角度を上げて研ぐと【切れ味は鈍るけど刃先が欠けにくい】状態になります。なので、逆に彫刻刀の角度を下げて研ぐ事で彫刻刀は【切れ味は増すけど刃先が欠けやすい】状態になります。

【仕上げの彫刻】終了後、サンダーを使用して枠板の表面を綺麗にします。
その後、木ネジと接着剤を使用して枠板を組み立てます。


*木ネジが綺麗に入る様に仮穴を作った状態。

*木ネジと接着剤を使用して組み立てた枠板。
この後、枠板と本体の板を接着する工程に入るのですが、
その工程で使用する金具は自分の手で加工しています
なので、次回は金具の加工と額本体の組み立てについて書いてみます。


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