はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

江戸川乱歩について勘違いしていた話(自分の黒歴史)

もう35年以上前の事になりますが、
当時の自分は江戸川乱歩について『ある勘違い』をしていました。
なので、今回はその『ある勘違い』ついて書いてみます。


自分が小学生の時、学校の図書室に【怪人20面相】があり、
その本がきっかけで自分は江戸川乱歩の小説を読み始めました。
ですが、学校の図書室にあった江戸川乱歩の小説は10冊程度しかなく、
すぐに読みきってしまいました。
それから数年後、中学生になって始めて町立の図書館に行った時、
見つけたんです!【江戸川乱歩全集】を!
『おお!この図書館には江戸川乱歩の小説が全巻あるぞ!』
と、喜んだ自分は夏休みに入った時、
親には『家だと勉強できないから、図書館で勉強する!』

と、言って図書館に行き、江戸川乱歩の小説ばかり読んでいました。
(図書館から帰る時には数冊借りて、自宅でも読んでいました)
そして、図書館にあった江戸川乱歩の小説を全巻を読み終わった時、
江戸川乱歩の小説を全部読んだぞ!』という妙な達成感がありました。


さて、それから数年後、コンビニで立ち読みをしていたら、
江戸川乱歩の小説をパロディ化した【4コマ漫画】見つけました。
ですが、その漫画には【人間椅子】、【鏡地獄】、【パノラマ島奇談】、【人でなしの恋】など自分が読んだ事がない作品名が出ているのです。
『え?江戸川乱歩のこんな題名の小説、自分は読んだ事ないぞ?
じゃあ、中学生の時に読んだ【江戸川乱歩全集】て何だったんだ?』
と、思って調べてみたら『ある勘違い』をしていた事に気付きました。

その勘違いとは、自分が中学生の時に読んだ【江戸川乱歩全集】は、
ポプラ社が発刊した【少年探偵:江戸川乱歩全集】でした。

この全集はポプラ社江戸川乱歩の【怪人20面相シリーズ】と長編小説を何作品か子供向けに編集して発刊した書籍です。
その為、自分が読んだ事がない小説があった訳です。

なのでその後、江戸川乱歩の小説を改めて購入して読み直しました。

さて、以上が江戸川乱歩について『ある勘違い』していた自分の話です。

そして、自分の勘違いを気づかせてくれた【4コマ漫画】については、
残念ながら漫画の題名も作者の名前も憶えていません。
その点が非常に残念です。


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