はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

お気に入りの横溝正史の作品

自分の中で推理作家といえば、
アガサ・クリスティー江戸川乱歩、そして、横溝正史

では独断と偏見による、自分好みの横溝正史の作品を書いていきます。

➀「真珠郎」
横溝正史が創作した探偵といえば、金田一耕助ですが、
もうひとり「由利麟太郎(ユリ・リンタロウ)」という探偵がいます。
その「由利麟太郎」シリーズの中で、1番のお気に入りです。
この作品は自分と相性が良く、
その世界観にどっぷりと浸かりながら読みました!

➁「黒猫亭事件」
知名度はあまりないですが、面白かった短編作品。
推理小説では「顔のない死体」という、王道のトリックがあります。
そのトリックを使った傑作です!
③「獄門島
瀬戸内海に浮かぶ「獄門島」を舞台にした作品。
終戦後、戦地から帰還した金田一耕助が登場する第1作であり、
これから先の金田一耕助の世界観を構築した作品!
④「悪魔が来りて笛を吹く
横溝正史が「帝銀事件」から着想を受け、書き上げた作品!
怪奇な世界観と推理小説のバランスが自分好みで、
世界観にどっぷりとはまりました。
⑤「悪魔の手毬唄
横溝正史の作品の傾向は人間の愛憎劇がこれでもか!と盛り込まれてます。
この作品は愛憎劇マシマシで自分好みの世界観。
金田一耕助シリーズで1番印象が強く、お気に入りの作品です!

う~ん・・・こうやって書いてみると、
横溝正史の作品は、推理小説というよりも悲劇とか愛憎劇だよな~。

真珠郎 「由利先生」シリーズ (角川文庫)

金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件<金田一耕助ファイル> (角川文庫)

金田一耕助ファイル3 獄門島 (角川文庫)

金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫)

金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄 (角川文庫)