はぐれの徒然なるままに(仮)

肩こりと老眼が進行中の中年男性による回顧録

小説感想、妄想

「村」について徒然と書いてみた➂

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ haguture.hatenadiary.jp*今回の記事は前回からの続きになります。 自分が住んでいる地域では昔、神社で結婚式が行われていました。そして、その後に新郎新婦が近所の人達にふたりの姿をお披露目してから、お祝い…

「村」について徒然と書いてみた②

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ haguture.hatenadiary.jp*今回の記事は前回からの続きになります。 *画像は生成AIで作成した物になります。前回の記事にも書きましたが、時代劇に出てくるような通り沿いに農民が住む民家が複数あるのは「集落…

「村」について徒然と書いてみた①

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 金田一耕助ファイル3 獄門島 (角川文庫) 作者:横溝 正史 KADOKAWA Amazon 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄<金田一耕助ファイル> (角川文庫) 作者:横溝 正史 KADOKAWA Amazon 横溝正史が書いた【金田一耕助シ…

2026年の読み始め 「晩夏に捧ぐ」

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫) 作者:大崎 梢 東京創元社 Amazon 自分が読んでいるブログのひとつ【アガサ次郎の推理日記】そのブログで書かれた【来年も日常系ミステリーを読んでいきたいです…

「嘘のススメ」

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 福翁自伝 (講談社学術文庫) 作者:福沢諭吉 講談社 Amazon *今回の記事は「福翁自伝」で書かれたエピソードを引用しています。 【噓も方便】という言葉がありますが、若い時の自分は【噓】の使い方がよくわかりま…

池波正太郎の「あほうがらす」再読②

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ haguture.hatenadiary.jp *「あほうがらす」について書いた記事を貼っておきます。池波正太郎の短編小説「あほうがらす」の主人公:宗六は、裏で素人女の売春を周旋しているのですが、その周旋方法が個人投資家と…

池波正太郎の「あほうがらす」再読①

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 池波正太郎の書いた小説は、池波さんの価値観が如実に反映されています。なので、池波さんの小説を映像化する事は非常に難しくて、『池波正太郎の面白さは活字じゃないとわからない』と、自分は思います。なので、…

池波正太郎の「男の作法」について徒然と書いてみた:後編

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ haguture.hatenadiary.jp*今回の記事は前回の続きになります。自分は【時代小説】というジャンルはあまり好きではありませんが、池波正太郎の【時代小説】だけは今でも読み返します。というのも、自分でもよくわ…

池波正太郎の「男の作法」について徒然と書いてみた:前編

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 剣客商売一 剣客商売(新潮文庫) 作者:池波 正太郎 新潮社 Amazon これは今から30年ぐらい前の話になりますが、当時の自分は、推理小説やライトノベルぐらいしか読んだ事はありませんでした。ですが、池波正太…

山田風太郎の「誰にも出来る殺人」再読

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 誰にもできる殺人―山田風太郎傑作大全〈4〉 (広済堂文庫) (廣済堂文庫 や 7-4 山田風太郎傑作大全 4) 作者:山田 風太郎 廣済堂出版 Amazon 小説家:山田風太郎の書いた小説といえば、「忍法帖シリーズ」や「魔界転…

徒然と「エラリー・クイーン」について書いてみた:後編

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ haguture.hatenadiary.jp *今回は前回からの続きとなっています。 *「エラリー・クイーン(フレデリック・ダネイとマンフレッド・リー)」画像。アメリカの推理小説家「エラリー・クイーン」彼らの書いた推理小…

徒然と「エラリー・クイーン」について書いてみた:前編

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ アメリカの推理小説家「エラリー・クイーン」彼の書いた推理小説は、文章の中に事件のトリックや手掛かりが明確に提示される事で、読者が犯人を推理できる構成をしています。また、作品によっては「読者への挑戦」…

【倒叙ミステリー】について徒然と書いてみた:後編

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログhaguture.hatenadiary.jp *今回の記事は前回からの続きとなっています。本来、推理小説や推理ドラマは、主人公が事件の真相と犯人を特定する構成になっています。ですが、推理小説や推理ドラマの中には、事件の真…

【倒叙ミステリー】について徒然と書いてみた:前編

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ自分は推理小説は好きですが、その好みは偏っています。その為、頭では『この小説、こんな展開をするんだ!』と驚いても、その小説に対して気持ちが入り込まない為、自分の中では印象の薄い小説が複数あります。で…

平岩弓枝の「セイロン亭の謎」について徒然と書いてみた

ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 小説家・平岩弓枝さんの書いた中編小説「セイロン亭の謎」この小説は1994年に中央公論新社から発表された後、1998年に新潮文庫、2023年には文春文庫から発刊されています。そして、文春文庫から「セイ…

京極夏彦の「地獄の楽しみ方」

地獄の楽しみ方 17歳の特別教室 作者:京極 夏彦 講談社 Amazon 文庫版 地獄の楽しみ方 (講談社文庫) 作者:京極夏彦 講談社 Amazon 【小説家:京極夏彦の「地獄の楽しみ方」】この本は京極夏彦が「特別講座」で講義した内容を文書化している為、京極夏彦の言…

怪奇小説と推理小説の違いとは➁:再編集版

*今回の記事も、自分が以前に書いた「怪奇小説と推理小説の違いとは」という記事を再編集した物になります推理小説を読んだ人ならわかると思いますが、推理小説の主人公は助手的な役割を持った人物とペアになって事件を解決します。では何故、主人公と助手…

怪奇小説と推理小説の違いとは➀:再編集版

*今回の記事は、自分が以前に書いた「怪奇小説と推理小説の違いとは」という記事を再編集した物になります。 ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人 (角川文庫) 作者:エドガー・アラン・ポー KADOKAWA Amazon 1841年に米国の怪奇小説家:エドガ…

馳星周の「黄金旅程」紹介

黄金旅程 (集英社文芸単行本) 作者:馳星周 集英社 Amazon 小説家:馳星周(ハセ・セイシュウ)の小説「黄金旅程」。今回は、この小説について書いてみます。2000年代初頭の北海道。この小説の主人公である蹄鉄師:平野は競走馬【エゴンウレア】の蹄鉄を…

H・P・ラヴクラフトについて

*画像は「アトラス公式HP」から引用。今から約20年前の事になりますが、 アトラスという会社が発表した『ペルソナ2』というゲームがありました。 このゲームはRPGなのですが、そのストーリーやゲームの世界観は、フロイトの【精神分析学】で書かれ…

「働かないアリに意義がある」の紹介

ヤマケイ文庫 働かないアリに意義がある 作者:長谷川 英祐 山と溪谷社 Amazon 進化生物学者:長谷川英祐が書いた「働かないアリに意義がある」は、 彼が研究している「真社会性生物」ついて書かれています。 まず「真社会性生物」について簡単に説明します。…

山田風太郎の「魔界転生」再読

自分は山田風太郎の小説は数本しか読んでいませんが、 「魔界転生」は山田氏が書いた最高傑作だと自分は思います。 この小説は冒頭部分はオカルト的な世界観から始まります。 そこから、エロティシズム・悲哀・悔恨・グロテスク・暴力・計略などの 娯楽要素…

A・M・リンドバーグの「海からの贈り物」紹介

海からの贈物 (新潮文庫) 作者:アン・モロウ・リンドバーグ 新潮社 Amazon 今回、書いてみるのは、 A・M・リンドバーグが書いた短編小説「海からの贈り物」。 この小説は面白いかと聞かれたら、面白くないです。 そして、この小説を分類するなら、私小説なの…

W・L・デアントリアの「ホッグ連続殺人」再読

ホッグ連続殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者:ウィリアム・L. デアンドリア 早川書房 Amazon W・L・デアントリアが1979年に発表した「ホッグ連続殺人」。この小説は、ニューヨーク州の架空の都市「スパーダ」を、 舞台にした推理小説です。 まずは、この…

小泉八雲の「常識」紹介

「自分が解らない事には、投資しない事」。この言葉は投資家:ウォーレン・バフェットの言葉です。 確かに「自分が解らない事」には、投資をしない事は当然の事です。 しかし、その逆もあるわけです。 つまり、【その事を解っている人間でも、騙される】とい…

小泉八雲の「破約」紹介

「二股掛けられた女同士が言い争い、男が仲裁する場面て、 ドラマとかでよくあるけど、何で女同士で言い争うんだ? 悪いのは男なのに?」。このセリフは、自分が昔、読んだ漫画で出てきたセリフです。 漫画の作品名は、思い出せなかったのですが、 小泉八雲…

小泉八雲の「安芸之助の夢」紹介。

寝ている時に見る夢は、起きたら忘れてしまいます。 でも、たまに夢で見た事が、 まるで本当に経験した事の様に感じる事があります。 これは夢の印象が強い為に、 「脳の記憶を司る部分が一時的な錯覚をする為に起る現象」 と聞いた事がありますが、本当の所…

ハーン(小泉八雲)の「怪談・奇談」再読

怪談・奇談 (角川文庫) 作者:ラフカディオ・ハーン,田代 三千稔 KADOKAWA Amazon 1890年にひとりのギリシャ人が日本に来ました。 彼の名前は「ラフカディオ・ハーン」。 日本で生活を始めた彼は、日本に帰化して「小泉八雲」と名乗りました。 それから1904年…

「ある部分だけ」が有名な小説の話③

現代語訳 学問のすすめ (ちくま新書) 作者:福澤諭吉 筑摩書房 Amazon 自分が中学生の時、 歴史の授業で習った偉人のひとりに福沢諭吉がいました。 当時の自分が、テストの為に福沢諭吉とセットで覚えたのは、 彼の著書【学問のすすめ】と、 その序文【天は人…

「ある部分だけ」が有名な小説の話➁

ガリヴァ旅行記(新潮文庫) 作者:ジョナサン・スウィフト 新潮社 Amazon アイルランドの小説家:スウィフトが書いた「ガリヴァ旅行記」。 自分が子供の頃に、その絵本やテレビ番組を見た記憶があります。 その為、「ガリヴァ旅行記」と聞くと自分の頭の中で…